平成悠久石

2010.08.22

球磨郡多良木町大字槻木 下槻木




千年の目覚め 平成悠久石
「この巨大な球形岩は砂岩でできており、周囲に分布する四万十層群に属する古第三紀(約4000〜2000万年前)の地層中に形成された石灰質ノジュール、あるいは地層形成後の風化浸食により砂岩が球形になったものと考えられます。ノジュールとは地層中の石灰分などが局所的に濃縮して周囲の砂や泥の粒子を固めてできたものです。さまざまな大きさのものがありますが。この槻木から産出した球形岩は直径1.4mに達し、珍しいものといえるでしょう。
現地調査:九州東海大学教授 嶋村清
村田健二(黒石原養護学校) 門司直昭(済々黌高校)
桂照雄(第二高校)」
槻木大師堂の境内です

「平成18年7月の豪雨により下槻木地区の林道法面(山腹斜面)が崩壊し、その土砂の中から突如出現したものです。」

実に不思議な玉です