山部田熊野座神社仁王像

2015.04.05

玉名市山部田




山部田熊野座神社の由来
「熊本県玉名市山部田熊野座神社は紀州三社(和歌山県)を総本部として全国に散在する熊野系の神社です。口伝えによると平安時代(10世紀後半、長保元年ごろ)に建立され、千年の歴史があるとされています。   山部田熊野座神社は、熊本県北部に広く見られる採物舞を中心として(岩戸神楽)肥後神楽の一つで、神楽の歴史は明治初期に近隣の村より伝授され、戦後一時途絶えていましたが、神楽連の方々の熱意によって再興され、現在も熊野座神社神楽保存会の皆様により伝承されています。
 神楽は古来、国家の平安と五穀豊穣を祈り、その神恩に感謝して各神社に奉納するものであり、神楽当日に奉納された幣、榊、弓、等は神棚に供えておけば家内安全、災難防除に良いとされています。
 何事も神頼みだけではだめですが、神に祈る心、感謝する心を持てば必ずや幸福繁栄への道が開かれます。
 例年10月15日、玉名市玉名の迫間八幡宮にて奉納、11月3日、玉名市文化センターで開催される神楽大会にて奉納、さらに11月15日には氏神様である山部田熊野神社にて奉納を行います。また、年1回各種施設を廻り奉納を行っています。」

玉名市山部田神楽保存会 玉名市山部田神楽連
仁王門の中に仁王像

阿形

吽形

社殿