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満願寺庭園心字池橋
2008.09.14
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阿蘇郡南小国町大字満願寺
橋長:約2.5m
単径間桁橋
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満願寺庭園
熊本県指定名勝及び史跡
「満願寺は、文永11年(1274)6月に北条時定が敵国(蒙古)降伏を祈願する勅宣をえて建立したもので亀山天皇の第二皇子経呆大僧正を開基とした。
庭園は正面に心字池を掘り池辺を自然石でたたみ、所々に石を立て中央に石橋を渡している。全体につつじを主体とする低い刈込みを配する。樹種や配石には少し変化がみられるが肥後に残る室町時代の庭園として貴重である。
寺伝によると鎌倉の初期、梶原某が阿蘇家に巻狩の様式を習得にきての帰途、当所に立ちより心字形の池や親子石といわれる石組みを築いた良園という。
中央の亀島には北条随時が京都大内山より移植したと伝える都忘れのつつじがあったというが今は枯れ絶えている。」
南小国町教育委員会
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心字池の中央に架かっています
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奥から
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側面 |