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大慈禅寺境内橋
2006.09.03

熊本市南区野田1丁目

橋長:1.8m
橋幅:4.6m
単径間桁橋





大梁山 大慈禅寺の由来
「九州の曹洞宗本山として古くから名をはせてきた大慈禅寺は、弘安元年(1278年)曹洞宗の開祖で名高い道元禅師の高弟寒厳禅師(順徳天皇・一説には後鳥羽上皇の第三皇子)によって開山された。禅師は亀山上皇の御信頼が厚く大慈禅寺は官寺となり、長く勅願の道場とされた。元禄期からは九州の僧録所、中本山となっており、歴史的にも由緒深い名刹である。開祖当時から領主河尻泰明の外護によって多くの寺領をもち敷地四町の寺域内には殿堂僧房が立ち並び、常住の僧侶が百人余りいて昼夜宝祢長久と国土安穏の祈願勤行につとめている。
 古い歴史をもつこの寺は数々の寺宝を伝え、寒厳義尹文書四幅二巻は国の重要文化財、絵画二幅、仏像、宝筺印塔などの石造物六基及び梵鐘は県の重要文化財に指定され、約二万平方メートルに及ぶ広大な境内は県の史跡となっている。
 しかし、戦後、宝塔、伽藍が著しく荒廃したため昭和42年、大仏殿を解体復元し、同55年、山門、勅賜の間、経蔵などの建造物が修復完成した。
 この銘板裏面は、往年の大慈禅寺興隆の面影をしのぶ模写図である。」
山門をくぐり、右手境内にあります

画面中央

正面

右手が本堂