鈴木神社
2006.12.03

天草市本町本


鈴木さま
「天草島原の乱後、天草は幕府の直轄地“天領”となる。初代代官には三河武士の鈴木重成が任ぜられ、兄正三と共に荒れ果てた天草の復興に数多くの治績を挙げた。当時天草の石高は四万二千石で、重成はその重税にあえぐ島民の苦しみを救うため一死を以ってその石高半減を幕府に訴えた。(時承応2年(1653))10月15日自刃年齢66歳)二代代官鈴木重辰は養父の悲願実現に熱誠をつくし、万治2年(1659)天草の石高は遂に二万一千石に半減された。島民はその遺徳と善政の恩恵を永久に忘れまいと、島内各地に鈴木神社を建てて鈴木さまと尊び崇め祭った。ここ鈴木神社は正三、重成、重辰を祀るこれらの宗社である。境内には重成の遺髪塚や三公の事蹟を詳細に記した本渡市指定文化財鈴木明神伝碑がある。」
天草市教育委員会
中村清一郎画伯「天草を描く」の
「鈴木神社」
右下は昔の拝殿・本殿

「鈴木神社」の構図
宮司さんに話をお伺いしました。今日は「全国鈴木サミット」が開催され、ここに参拝されるそうです