永国寺

2013.08.25

人吉市土手町




永国寺
「本尊は釈迦如来で、曹洞宗蓬来山永国寺という。第九代相良前続公が開基、一徑永就和尚が開山し、寺院の創立は応永十五年(1408)とも十七年ともいい、第二代住職實底和尚の時である。
 明治十年西南の役の際、約一ヶ月程西郷軍の本営となったところでもある。
 寺宝として有名な幽霊の絵がある。」

人吉市教育委員会
6年5ヶ月ぶりの訪問

仁王門の仁王像

吽形

阿形

永国寺五重石塔 人吉市指有形文化財
「永国寺は応永15年(1408)に創建された曹洞宗寺院である。境内には複数の層塔が所在するが、この五重石塔は『嘉禄三年(1227)四月二十四日大檀那藤原□重』の銘文があり、球磨地方最古の在銘重層石塔である。現在は四重で相輪と屋根も他のもので補充してある。銘文中の□は不明文字だが、相良家初代長頼の弟宗頼の子の頼重に推定されている。」
平成16年3月 人吉市教育委員会文化部