浮島湧水

2006.02.04

嘉島町大字井寺

水郷 浮島さん
「湧水池の静かな湖面に、池の一角にある熊野坐神社とその森がまるで浮いているように映る姿から、この池一帯を通称「浮島さん」と呼び、水辺の郷づくりをすすめる嘉島町のシンボルとして、人々に親しまれています。
 池の面積は約3ヘクタールで、湧水量は、1日約15万トン、水温は年間を通して、約18度、コイ、フナ、ハエ、ウナギと魚種も豊富です。
 夏は、熊野坐神社の境内に立てば、水面を渡ってくる涼風で、まるで別天地に来たようです。
 秋口からは、水鳥も飛来し、特に水面に見え隠れするカイツブリの姿は愛らしく、水辺の風物詩となっています。
 池の周辺は、四季折々の花々や水中植物を観察するにもよい所です。
 昭和61年に「くまもと水百選」にも選定されました。
“清水涌き 心触れ合う 嘉島町”」