旧万田坑
2007.07.29

荒尾市原万田

国指定重要文化財 三池石炭鉱業 旧万田坑施設
国指定史跡 三井三池鉱跡 宮原坑・万田坑





第2竪坑巻揚機室
「櫓は明治41年完成、高さは18.8m
巻揚機室は明治42年完成、煉瓦造2階建て」
正面

左手:山の神
「やまの守り神。万田坑で働く人達の安全を見守ってきました。
 坑内へ降りる作業員は、必ず入坑前に安全を祈願していた。
 石祠が大正5年、燈籠が大正6・7年、花立て大正15年、狛犬、賽銭箱が昭和5年のもの。」

右手:事務所・扇風機室
「昭和26年の閉坑後、扇風機室から事務所として用途が変わり使用されていた。湯飲みやロッカー、カレンダーなどそのままの状態で残っている。
 大正3年頃の建物で、当初は巨大な扇風機が置かれた扇風機室でした。そのころは、この建物の北側に安全灯室、事務所が隣接してあり、その痕跡が西側壁面に残っている。また、南側壁面には向かいのポンプ室及び倉庫に繋がった痕跡が見て取れる。」