本名八幡の庚申石憧

2015.10.11

鹿児島市本名町




本名八幡の庚申石憧 民俗資料 市指定有形民俗文化財
「この八角柱の石憧は天文十三年(西暦1544年)十一月廿三日に建立されたもので碑文には次のようなことが刻まれている。
 『大隅州の吉田院に所属していた本吉田の里には仏教を信仰する人達が住んでいた。この人達が健康でよく働き信仰を高めあい、禍いから身を守り又祖先の霊をお祭りするためにこの庚申石憧を建立した。庚申の夜は『三尸の厄』を避けるために講の人達は一ヶ所に集まり。一睡もせず国が治まり、郡内が安全で住民がこの上もなく楽しみを得ることができるように祈って碑文を刻んだ』ということである。」

鹿児島市教育委員会
本名小学校の南側

古い庚申石憧

龕部