新城麓の石敢当
2004.08.16

垂水市新城 麓




石敢当
「新城では、麓に二つの石敢当があります。一つは公民館前、一里塚石の隣で高さ103cm幅40cmあります、他の一つは住宅のブロック塀の上にはめ込んでありますが、この石敢当は横文字で大変珍しい石敢当です。
 この石敢当は、中国から琉球を経て伝来したといわれ、『昔、石敢当という力の強い男がいて、その石敢当が立ちふさがると、何者と言えども通れなかった』という故事にちなんで、魔除けのために、車乗古来から魔物が潜むといわれた、いたるところの辻角等に造立されたもので、魔除けの神として、また、厄払いの神としてあがめられ、部落共同で信仰されてきました。
 石敢当は、江戸時代から明治にかけて信仰され、文字も石敢當、石敢当などといろいろあります。昔は石敢当が道の三叉路の突き当たりや角々に立っていたといわれます。市内でも水之上、田神、牛根、深港などに確認されています。」
垂水市教育委員会
以上 2004.08.16撮影


約12年ぶりの訪問

右下が石敢当
以上 2015.07.25撮影