野里の田の神 県指定有形文化財
「像高七十センチ 幅三十三センチ
桃色の美しいややや軟らかい凝灰岩の丸彫りである。シキを頭巾風に背に垂らして被り、表情は可憐である。袖の長い上衣の衿に、波状の飾りがある。前から見ればくくり衿に見える。右手にメシゲを垂らして持ち、左手に鈴をもつ 八角形の台石に寛延四辛未年四月吉日(1751年) 奉寄進 右意趣者田畠守護 国土豊穣諸人快楽 求願如意満足故也 施主 などと刻まれている この像と同型のメシゲ、鈴もち田の神舞型のものが大隅に八体ほどあり、みな美しい姿をもつが、これはその中でも最古である。」 鹿屋市教育委員会 |