刈原田の田の神1

2012.06.02

曽於市財部町北俣 刈原田




田之神由来
「とにかく、此の田ノ神さあは、古いもので裏と底に文化八歳、小山田口、二才中、未九月吉日と彫刻されています。
 文化年間と言えば徳川時代で小山田と言えば国道三号線沿い伊集院方面とか、又二才中とは今でいう青年団の事だろうと思われます。その文化八年時代の田之神さあがどうまかりまちがって北俣の永吉岩巳さん宅の裏山へ来られたか?昭和四、五年頃平野坂工事の際はもう来て居られたそうです。
 時来三十有余年村民の信望を一身に集められ花香の絶間なく、今日迄に至って居りましたが今度刈原田公民館落成にともない庭園の一部をお借りしここに鎮座致すことになりました。」
刈原田公民館の敷地内

記念碑と田の神

両手にメシゲを持つ

側面

側面

文化八歳(1811) 小山田口 二才中 未九月吉日