唐笠木の田の神
2016.07.31
出水市高尾野町柴引 唐笠木
田の神
「田の神は、水田稲作の神として作られたものであるが、旧薩摩藩領内だけに分布する石像である。薩摩藩においては。17世紀末から本格的に開田事業が行われるようになったが、田の神石像の建立も18世紀初頭から19世紀にかけて盛んに制作されている。この田の神は出水地方独特の姿をして、笠冠、頭陀袋つき、僧侶型立像で右手に飯げ、左手に椀を持っていた姿であった。
建立年代 天明5年(1785)
碑文 天明五年乙巳二月彼岸
奉建立 麓衆中」
出水市教育委員会
こんなところに田の神が
県道374号線沿い、紫尾神社の北側
傷みが激しいようです