光神の庚申六地蔵塔

2014.08.10

曽於市末吉町諏訪方 光神




光神の庚申六地蔵塔
「末吉は六地蔵が5基ある此処の六地蔵もその一つであるが、他の六地蔵と異なるのは庚申六地蔵塔であることである。
 此処の庚申六地蔵塔はもと、財部境の田圃の中に山王神社と共にあったのを、山王神社を現在の光神に遷宮する時、同時に、この六地蔵塔も移転したのであった。高さ1.63m、六地蔵塔、蓮台など彫刻も精密である。町指定文化財で、県文化財の候補にもなっている。
 正面には『奉修庚申講諸衆欽言』と刻し、年号は寛文九年(1669)郷士と百姓と一緒になって名前を列記その終りに『右為結衆所願成就故也』とある。この六地蔵は、六地蔵に庚申講が結びついたもので、農耕神化である。」

末吉町教育委員会
県道501号線横の階段を上ると

山王神社

境内の庚申六地蔵塔

奉修庚申講諸衆欽言

寛文九年己酉(1669)

塔身部