藤野の庚申塔

2016.02.27

鹿児島市桜島藤野町




藤野の庚申塔 民族資料
「ここの庚申塔の建立は文字碑の方は寛文三年(1663)、青面金剛像(しょうめんこんごうぞう)の方は寛保三年(1743)である。
 この二基が並んで建てられていることで当時八十年以上庚申講が続いていたことが推察される。
 土地の人々はこの庚申塔を『金咲っどん』『かわさっどん』『かあさんどん』などと呼んでいるが庚(かのえ)申(さる)殿(どの)がなまった呼び方と思われる。」

平成十七年三月三十一日 市文化財指定
所有者 武 敬太郎
藤野町の道端

左、青面金剛
寛保三年(1743)
側面

右、文字碑
寛文三年(1663)