若宮神社
「御由緒
当神社は小高い八幡山上に鎮りまして其の創祀の年月は詳らかではありませんが、文永十一年(1274)元軍が大軍で博多湾に侵入しての戦いに祢寝からも参戦とあり、それ以前から若宮八幡でも異敵退散の祈願がなされたと考えられると根占郷土誌にあります。初め川南塩入の水流に勧請水害により社殿倒壊の災いに遇われて士族をはじめ有志により水害のおそれのない現在地に鎌倉時代の後期に再興遷座されました。
塩入に御鎮座しておりました当時奉納されていた神舞が塩入神楽として継承保存されています。
天正十五年(1587)第十七代領主祢寝重張公の寄進により社殿の再建がなされており往古は当郷の宗社で古より地域住民の守神として崇敬されております。」
平成十六年六月設置 |