雄川の滝

2016.05.01

肝属郡南大隅町根占川北




雄川の滝
「雄川の滝は、南大隅町根占市街地を流れる雄川の上流にあります。落差は46m、幅は60mあります。
滝の上にダムがあり、いつもは伏流水が優雅に白糸の如く流れています。滝つぼはまさにエメラルドグリーンで大隅半島一美しい滝です。
駐車場から滝つぼまでは、約1.2Kmあり、遊歩道で辿りついた先には、清涼感満点のスポットが待っています。」
歴史を歩む(雄川の滝)
「雄川の滝は落差46m、幅60mの滝として近年多くの観光客が訪れているが、『小川爆布』として島津家の手掛けた三国名勝図会にも下記のような内容で紹介されています。
 『花瀬川と麓川が合流してから落ちる高さ25、6間(47〜8m)、幅50間(90m)。滝壷の深さは33尋(50m)あるという。滝の下流の両崖は30間(48m)の高さでまるで屏風のように吃立している。宝暦元年、円徳公(島津家当主24代島津重年)はここにも遊覧している。』
 雄川の滝には、大正9年(1920年)に水力発電所が建設され、滝の上流は発電所の取水口になっており水量は減少したものの、荒々しい岩があらわになった渓谷で、雄大な自然を満喫できる場所となっています。昭和31年(1956年)には九州電力(株)が建設した中で水力発電所としては、県内最大級となっており錦江町と南大隅町の一般家庭の電力を賄える程の発電量となっています。滝つぼはさほど深くないものの透明感があり、エメラルドブルーに輝く水面も見所ポイントのひとつとなっています。」

情報提供元:田代町誌 九州電力 三国名勝図会
去年の11月から遊歩道工事のため立ち入り禁止、4月29日から5月8日まで期間限定で開放されています

雄川の上に鯉のぼり

大勢の見物客

残念ながら放流されています

コバルトブルーはおあずけ
以上 2016.05.01撮影


今日はまず放流状況を確認してから

放流は少なく、コバルトブルーが見えています

観光客も大勢見えます
この後、滝壺への遊歩道へ向かいましたが、遊歩道入口の駐車場は満杯、その約2Km手前に駐車して歩くことになり、さらに遊歩道の1.2Kmを考え、引き返しました

以上 2016.05.05撮影


あいにくの雨

当然放流されています

見物客の姿もなし、納得しました。7月まで待ちます(さらに8月一杯通行止め)
以上 2016.05.08撮影



9月2日から立ち入り規制解除

遊歩道の整備も進んでいます

途中の川はコバルトブルー

4ヶ月ぶりの訪問


待ちに待ったコバルトブルー

右岸側

大きな鯉が泳いでいました
以上 2016.09.10撮影