長島町歴史民俗資料館
2013.05.25
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出水郡長島町指江
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歴史民俗資料館を訪ねました
田の神の地図を描いて頂きました、また浦底地区に石造アーチ橋があったことも教えて頂きました
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海に生きる
「長島は耕地に乏しいため昔から沿岸では生活の糧を海に求めてきた。特に長島近海はイワシ、タイ、ナマコ、ヒジキ、トサカなどの魚貝海草類の種頬が多く、網漁、一本釣、貝類や海草とりなどが行われてきた。
江戸時代には長島産のイリナマコや干しアワビは長崎に送り、中国向けの輸出品とされた。明治から大正、昭和初期にかけては漁法の発達と相まってイワシの大漁が続いた。そのため食用だけでなく、肥料にもなった。最近ではとる漁業だけでなくハマチなどの養殖も行われるようになった。」
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海が伝えた焼き物
「町内を歩いてみて特に目につくやきものに屋敷のすみに転がっていたりする大小の甕がある。釉薬をかけないで焼きしめたものと黒や褐色の釉薬をかけたものが多いが、これらの産地は多くが楠浦(本渡市)、肥前(佐賀)である。またわずかに苗代川(東市来町)、高尾野、南蛮(琉球)などのものもある。これらは主に肥甕・味噌甕・醤油甕・焼酎甕・水甕などとして使われてきた。そのほかに茶碗・徳利・皿・火鉢などがあり、産地は有田(佐賀)、高浜(天草町)、楠浦、苗代川である。これらのことから長島が天草、肥前と交流が深かったことがわかる。現に戦後に至るまで長島の産物を舟に積み、三角の瀬戸を通り、長崎、佐賀方向で売却し、帰路生活物資を購入してくることが多かった。」
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民家展示室
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展示物 |