石原の田の神
2011.08.06
霧島市溝辺町麓 みそめ館
田の神
(石原)
「この田の神様は有川麦田の畦にあったものである。天明四年(1784)甲辰八月吉日奉寄進康申0有川二〇と刻まれている。
農業生産の中心である稲豊作の神様としてだいじにされ、田植えどきは早苗を、収穫時には稲穂をそなえた。田の神の衣装はべにがらを、顔には米の粉をぬり目鼻口は墨で化粧をしてきれいな婆で祭りに出すならわしで、豊作祈願の田の神祭りは戦前までににぎやかに行われた。」
平成四年三月溝辺町教育委員会
溝辺町文化財保護審議会
みそめ館入口に移設されています
鮮やかな彩色の農民型
側面
側面