飯留神社
「飯留神社は、天正九年(1581)に建立されたと伝えられる。
祭神は、宇賀魂神昔は一ノ宮神社と崇められ、宇気母智神が祭神であったが明治二十二年の大暴風雨により社屋が破損し、麓字橋ノロ鷹屋神社に移転合祀されていたが、昭和十五年に遷座された。
また、明治四十年に近くにあった現王神社も合祀されており、祭典は春秋二回行われている。
神社にまつわる伝説として、高黍を植えてはならない、亀を捕らえてはならないなどあるが、その理由はわからない。また、曽於郡財部(現曽於市財部町)の武口家は一代に一度は参拝するように伝えられている。」
霧島市教育委員会 |