7,735
仮屋跡の石橋

2015.08.15

鹿屋市串良町岡崎

橋長:3.5m
橋幅:1.4m
2径間桁橋




仮屋跡
「天正六年(1578)肝付氏十八代兼亮の所領を、島津義久が押領してここ鶴亀城下に地頭館を設け、島津図書頭忠長を地頭として派遣したのが始まりで、仮屋と呼ばれ、串良郷(現在の串良町と東串良町)の行政訴訟検察に当った役所で、明治二年の地頭飯牟禮八郎俊良を最後に配しされた。その昔を偲ばせるのが、石垣と蘇鉄、銀杏、くろがねもちである。」
市役所支所の西側

仮屋跡に架かっています

側面

側面

西側から

西側

大賀ハス 鹿屋市指定文化財 天然記念物
「大賀ハスとは2000年以上昔(弥生時代)のハスの実から発芽・開花させたもので古代ハスとも呼ばれています。
 ハスの実は1951年、千葉県検見川地区で3粒発掘されました。
 発掘されたハスの実は、植物学の権威である大賀一郎博士の手によって1粒の発芽、そして開花に成功しました。
 このことから博士の姓にちなみ、『大賀ハス』と命名されたものです。
 ハスはそのまま種子を植えて自然交配しても育てることができますが、大賀ハスは2000年以上自然交配されていないことが植物学的にも大変価値があります。
 そのため故 国分重春先生(元串良中学校教諭)の指導に基づいて、品種改良や種子からではなく株分けによって、ここ串良地域で大切に育てられています。」

平成23年6月 鹿屋市教育委員会