野崎の田の神1
2011.09.25
肝属郡肝付町野崎
高山町野崎の田の神
「向かって右は寛保三(一七四三)年、左側明和八(一七七一)年の造立である。
二体の像のたかさ約九三センチ、大きなシキを頭巾ふうに背に垂れたようにかぶる。
長袖、長衣の着流しで袴をつけず紐状の帯を前で結んで、長い鍬の柄を立て背のシキの下にワラ苞を背負って苞にはメシゲが差してある。
右側のものは大隅半島にあるこのような特徴を持つ田の神の中で最も古い。」
県指定有形民俗文化財
昭和四一年三月二日
高山町教育委員会
県道539号線に案内板が建っていました
2体の田の神
左の1体、両手を鍬の柄に置く
側面
側面
明和八年
(1771)
ワラ苞を背負って苞にはメシゲが差してある