史跡川田氏累代の墓石塔群
「本墓石群は川田神社の左奥にあり、第十二代川田駿河守義朗の墓をはじめ、川田氏累代及び大川寺代々の住職の墓石塔などがある
これらの墓石塔に刻まれた文字は、六朝時代の高貞碑や造像記の書風に似て、隋・唐の正しい楷書の品格をもち価値ある文化財であると言われている。
墓地の中央に駿河守義朗の五輪塔と大川寺住職天安禅師寄進による灯籠二基、墓地の左側には、二十六代までの墓石群が、また右奥には代々の住職の墓、無縫塔がある
このほか宝筐印塔や角柱墓塔や石祠など多数ある。
またこの墓地の周辺には、庚申供養塔や釈迦三尊碑や川田堂園供養塔群などもある。
川田神社には川田義朗(勝軍地蔵)が祭られている。」
平成17年3月31日指定
鹿児島市教育委員会 |