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花尾神社拝殿前橋

2015.06.06

鹿児島市花尾町

橋長:0.8m
橋幅:0.9m
単径間桁橋




花尾神社
「花尾神社は藩祖島津忠久公が薩隅日州の守護職に任ぜられ下向したおり、建保六年(1218)頼朝公の尊像を花尾山の麓に安置したのが創建の時と言われている。
 花尾大権現廟記によると、忠久公は母の丹後局と養父惟宗廣言を薩摩に迎え、廣言を市来の地頭職に任じ、丹後局に満家院の厚地村と東俣村を与えたということである。
 丹後局は安貞元年(1227)に亡くなり、遺言によってこの地に葬られ、別当寺の平等王院等を建立した僧『永金』もまたこの地に祀られ、歴代藩公を初め厚くこれを尊崇した。
 現在の社殿は、正徳三年(1713)の建造で極彩色の権現造り、拝殿等の格子天井には四百余枚の植物が描かれ、組物は出組と平三斗組で、蟇股とそこに描かれた牡丹の絵、また幣殿や向拝の彫刻や装飾は荘厳で工芸美術の粋を集め、高尚にして格調高く、別名『さつま日光』とも言われている。
 拝殿や幣殿には、藩や家臣をはじめ、琉球などから贈られた扁額など多数が掲げられ、文化的・歴史的に優れた価値のある文化財である。」
階段を上ると

境内

拝殿前に架かっています

側面

側面