十三仏 2015.10.25
霧島市国分上小川
十三仏 「『十三仏」は、死者のため追善供養の法事を営むとき初七日から三十三年忌まで、十三回の年忌ごとに配される仏のことで初七日の不動（ふどう）から釈迦（しゃか）・文殊（もんじゅ）・普賢（ふげん）・地蔵（じぞう）・弥勒（みろく）・薬師（やくし）・観音（かんのん）・勢至（せいし）・阿弥陀（あみだ）・阿しゅく・大日（だいにち）・虚空蔵（こくうぞう）の十三仏です。 　県内では、他に薩摩川内市・さつま町・湧水町・出水市・霧島市隼人町などにみられますが、この十三仏は『永正十一年（一五一四）」と刻まれており、県内最古級のものと考えられます。また、普通十三仏塔は一つの石碑に十三の仏種子を配していますが、個々の石碑に磨崖仏を施しているものは全国にも例が少なく、大変貴重です。」 霧島市教育委員会
国分郷土館の敷地内