歌丸の田の神 市指定有形民俗文化財
「田の神は、田圃を見下ろす小高い丘や畦道に『メシゲ』や『スリコギ』を抱え。シキを被った石像で、鹿児島県の全域と宮崎県南西部(島津支配地域)しかなく『田の神どん』とか『田の神さあ』と呼び親しまれてきました。
米に生きる日本人の田の神信仰は全国的ですが、具体的な人形の偶像は南九州独特であります。
豊作を祈り感謝を込めて田の神舞や田の神講を開くなど生活の中に深く根をおろしています。
なお、町内には約五十体、旧島津支配地域に千五百体あります。」
平成12年3月
輝北町教育委員会 |