瑞奥寺跡

2015.08.08

薩摩川内市祁答院町藺牟田




瑞奥寺跡と山王岳木造仏三尊像 薩摩川内市指定文化財.
「瑞奥寺は、阿弥陀如来を本尊としたので、俗に阿弥陀寺といった。昭和三十年二月発掘された住職墓の碑銘『瑞奥寺開山宗阿仏光師、天正二甲戌権少都頼尊敬立之』により約四百年前のものであることが明になった。
 明治二年の廃仏棄釈により破棄されたが、現在板碑一基と、五輪塔四基(一部破損)が残存している。
 本尊も破棄される運命にあったが、辛うじて徴発の難を免れることができた。現在、木造仏三像は、本尊の阿弥陀如来、脇侍の三体で三尊とも銘刻はないが、江戸時代のものと思われ、彩色木像で美術工芸的にも、宗教的にも価値の高い文化財である。」
藺牟田池の西側、山王岳の麓

瑞奥寺跡