膳取石
2015.08.08
薩摩川内市祁答院町藺牟田
膳取石(または銭取石)の由来
「この石は、膳取石(または銭取石)と呼ばれています。
龍石は、昔、藺牟田の池の中にいた龍神の化身といい、この膳取石は膳をそなえた龍神祭祀の場所と思われ、古代人が自然を神と崇めて崇拝した名残りの一部と考えられる。
また、銭取石は、約50年前まで集落民が、藺牟田池に自生している草を、ホラ貝の合図で一斉に収穫し賃金を得ていた頃、この場所で、収穫代金を支払っていた。その時の名残りから銭取石と呼ばれている。」
藺牟田池の南西側の膳取石
奥から