宇都石塔群
2004.09.26

祁答院町下手 轟




 宇都六地蔵と石塔群
「石塔は全部で34基、そのうちの8基はもともとこの地にあったもので、他は字畠田の水田から出土したものを移したものである。
 34基のうち宝塔的五輪塔として復元した14基の原型は宝塔として造立されたものと思われる。
 石塔群の中央が六地蔵塔である。高さ30cmの基礎上面に「十六弁の反花」を彫り、高さ60cmの憧身正面に「奉造立六道主尊一躯」、右に「願主比丘寿元」、左に「永世七季申辰霜月廿四日」と彫ってあり、中台はなくなり、その上の六角龕部に6体の像形が彫ってある。
 室町時代末期に六道に迷う亡者を救うために、僧寿元が建立したものである。
 「宇都六地蔵塔」として昭和58年4月21日に町の文化財として指定された。」

祁答院町教育委員会
 以上 2004.09.26撮影


 5年10ヶ月ぶりの訪問
2010.07.25撮影