永源寺跡仁王像

2016.12.11

薩摩川内市祁答院町黒木




永源寺跡
「永源寺は元帖佐の地に、島津豊州家第二代忠廉が仲翁和尚を開山として創建し、のち飫肥・福島に転領したため、延徳二年(1490)永源寺も飫肥に移した。
 さらに第六代朝久は天正十五年(1587)同寺を吾平町平松に移した。第七代久賀は寛政十一年(1634)黒木を領することになったが、永源寺は円明院とともに平松の地に残されていた。第十二代久起に至って、延享元年(1744)同寺は黒木に移され明治に入った。本尊は釈迦如来で、島津豊州家の菩提寺として約380年護られてきた。
 永源寺は、明治二年(1869)の廃仏毀釈後廃寺となったが、最後の住職若松竹七により、明治四年(1871)寺跡に学館が開設され子弟の教育が行われた。
 翌五年(1872)に御仮屋跡の現小学校の位置に学館は移され、明治九年(1876)に黒木小学校となった。
黒木教育の発祥の地である。」

薩摩川内市教育委員会
黒木小学校横を進み、右の道へ

標柱が建っています

その先、廃屋前

一対の仁王像

右側の一体

左側の一体

側面

背面