天御中主神社

2014.11.08

南さつま市加世田津貫




天御中主神社(あめのみなかぬしじんじゃ)
「祭神は天御中主神と大山祇神。もと、北辰をまつる妙見大菩薩社で中村にあったが、明治五年に天御中主神社と改め、大正元年、久木野の大山祇神社をこの地に合祀した。
 ここ六本木原は古くから早馬が行われ、明治三十八年には戦役記念として津貫遊園地が地元民の手で開かれた。
 秋祭りの日は津貫地区のほぜで太鼓踊が奉納される。
 境内には田尻荒兵衛の供養塔、中間二才中の馬頭観音、戦役記念津貫遊園碑がある。」

南さつま市教育委員会
国道270号線沿いの天御中主神社

社殿奥の石塔

中間二才中の馬頭観音

田尻荒兵衛の供養塔
「田尻荒兵衛は、別府城攻略で功を立てた後、津貫に居住し、1548(天文十七)年の姫木城(現国分市)攻めでも武勲を立てた。その翌年、荒兵衛は六本木の街道並木のところに、平吉政の名前で五輪塔を建てた。その後、明治時代にこの地に移されている。なお、同時に建てた供養塚は現存していない。」
南さつま市教育委員会