高牧の田の神
2016.03.20
「田の神像は九州に限ってのみ存在する民間信仰で独特の彫刻である。田の神は、奇想天外、自由奔放、単純素朴な造形が面白い野ざらしの美。そこに稲作農民の祈り、喜び、そして悲しみがよみとれる。べロ出しは薩摩農民たちの権力に対する一種の精一杯の反抗表現だろう。
高さ五十六Cmの女体で右手にめしげ、左にすりこぎを持ち頭には甑の敷簾をかぶる。制作年代は解っていない。
明治三十二年に一度持ち出されたが、大正八年高牧に里帰りした。」
高牧の田の神 2016.03.20 |
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| 姶良市蒲生町久末 高牧 |
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| ベロだし 高牧の田ノ神さぁ ひさすえご当地十景(二) 「田の神像は九州に限ってのみ存在する民間信仰で独特の彫刻である。田の神は、奇想天外、自由奔放、単純素朴な造形が面白い野ざらしの美。そこに稲作農民の祈り、喜び、そして悲しみがよみとれる。べロ出しは薩摩農民たちの権力に対する一種の精一杯の反抗表現だろう。 高さ五十六Cmの女体で右手にめしげ、左にすりこぎを持ち頭には甑の敷簾をかぶる。制作年代は解っていない。 明治三十二年に一度持ち出されたが、大正八年高牧に里帰りした。」 |
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| 高いところに案内板と祠 |
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| 祠の中に田の神 |
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| 赤色が目立ちます |
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| ベロを出しているそうです | |