漆の庚申塔

2017.07.17

姶良市蒲生町漆




漆の庚申塔 鹿児島県指定民俗文化財
「干支の一つである庚申の日には、体の中にいる虫が抜け出し、神様にその人の罪を告げると信じられていた。このため人々は徹夜をして長生きを願った。これを庚申信仰という。
 戦国時代の『大永三年(1523)』の銘をもつこの石塔は、当時漆地区ですでに庚申信仰が広まっていたことをしめす貴重な文化財である。
【昭和五十年三月三十一日指定】」
4度目の探索、今回は山の北東側、県道463号線沿いから登るつもりでしたが、猿の大群がいて断念
南西側に回ってみると、「漆の庚申塔」の標柱が建っていました

車で行けるかと思いましたが、無理です

竹林を過ぎ

杉林の先に見えてきました

頂上に石造物

ようやく辿り着いた漆の庚申塔

大永三年(1523)

下部

奥の一基

元禄拾歳(1697)

右の石祠

動物に乗った石像