加治木郷土館の田の神

2011.08.06

姶良市加治木町仮屋町




神像型 田の神
「像高四十九センチ。桃木野石の丸彫り。
長い纓(えい)をたらした衣冠束帯型で、両手は膝の上にあり孔が開けてある。この孔は、儀式(祭り)のときに、笏等を挿すためのものであろう。
 このような衣冠束帯または狩衣の神像型の田の神は、鹿児島県では旧国分市・姶良郡・大口市を中心に約四十体あり、元文五年(1740)頃から作られたと思われる。
 宮崎県小林市では、既に二十年前には作られており、それが本県へ伝えられたようである。」
加治木郷土館入口

神像型田の神

側面

もう一体の田の神
里の田の神によく似ていますが、ちょっと違うようです