岩下八幡の由来
「この神社は、大字木田の岩下にあるので、昔から岩下八幡と呼ばれてきた。
神社には誉田和気命・大帯比古命・玉依比売命・大鷦鷯命の四柱の神様が祭ってあると伝えられている。
昔のこと、加治木の領主島津義弘公がこの神社の境内にお休みの折お供のものに“これは何という神社か”とおたずねになったので“岩下八幡と申します”と答えたところ、公は“今後、弓箭神社と改めよ”と言われたということである。一説には、若宮八幡とも呼ばれており、お祭りは毎年十一月四日に行われていた。
大正元年には、須崎にあった塩釜神社がここに移されいっしょに祭られた。」
昭和五十五年三月吉日
岩下八幡神社氏子一同 |