千尋巌

2007.05.17

鹿児島市吉野町 仙巌園




千尋巌
「巨大な岩石に刻まれた十一メートルにも及ぶ“千尋巌”の大文字は、ニ十七代島津斉興が文化十一年(1814)四月に完成させたものです。これを刻むために延人員三千九百人と三ヶ月もの日数を要し、工事の際は磯山の杉や竹で足場を組んで作業を行ったといわれています。
 このように岩に文字を刻む作庭方法は日本庭園では大変珍しく、中国文化の影響と思われます。」