二十三夜待供養塔

2012.09.08

鹿児島市山田町




二十三夜待供養塔
「旧暦1月・5月・9月の23日の夜、宿を決めて集まり、ふるさとを遠<離れた夫や子供たらの無事を祈る『二十三夜待』という行事は、古くから各地で行なわれています。
 この行事では、離れている人の持ち物等を飾り、酒肴や23個の団子を供え、一晩中、食べたり、飲んだり、歌や踊りをして、月の出、日の出を待ちました。
 この供養塔には、『安永三年 女相中』と刻まれていますので、江戸時代の中頃(1774)に、この地区の女の人たらが、夫や子供の無事を祈って建てられたものと思われます。」
JAグリーン鹿児島山田前、田の神と並んで

二十三夜待供養塔

安永三年(1774)