鏑楠の一石双体の田の神

2012.01.09

いちき串木野市上名 鏑楠(てきなん)




一石双体の田の神
「一石双体田の神というのは、一つの石に2体の田の神が彫られているものをいう。串木野市と川内市だけに集中していて串木野では上名だけに13体(生福に10体)ある。
 この田の神は天保13年(1842)に作られ、女性の田の神は手振錫杖(神楽で使う鈴のように音がでるもの)を持ち、男性はメシゲ(おもどし)と碗を持っている。」

平成6年8月
いちき串木野市教育委員会
中組から生福への途中、鏑楠で見かけました

いちき串木野市と薩摩川内市だけに集中しているという一石双体田の神

左側は女性

右側は男性
天保十三年(1842)

背面