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清色城橋

(お仮屋橋)
2004.04.29

入来町浦之名

橋長:5.7m
橋幅:6.0m
径間:1.6m
拱矢:1.0m
架橋:江戸時代

県道42号から国道328号線へ、1.7Km北町役場を左折、入来小学校入口に架かっています



清色(きよしき城跡
「入来の歴史は、宝治元年(1247)に下向してきた渋谷定心から子孫によって受け継がれ、明治維新までの約620余年間の入来院氏(渋谷氏)の動向を記してある『入来文書』等によって知ることができます。
 渋谷氏が居城した清色城の成立時期は明確ではありませんが、入来文書等から検出すると永和年間頃(南北朝末期)に『清色殿』と記載されていることからその頃の築城と推定されます。また、麓集落についてもほぼ同時期に成立したと考えても差し支えないでしょう。
 清色城の規模は、南北約650m、東西約840mの面積247.552uで、南九州の中世山城では中規模な面積です。南九州独特の土質であるシラス火山灰の自然地形を巧みに利用しており、人工的に手を加えた空堀を造り、曲輪を単体に独立させた造りになっています。現在、言い伝えにより判明している曲輪の名称は、本丸・西之城・松尾城・中之城・求聞持城・物見之段の6つです。その他の曲輪の名称は不明ですが、清色城跡には77の平坦面が確認されており、大小16の曲輪群で構成されています。」
左上は入来小学校です
以上 2004.04.29撮影


9年2ヶ月ぶりの訪問

北側

南側

南側
以上 2013.06.30撮影