板碑

2013.07.27

薩摩川内市入来町浦之名




板碑 重要文化財
「板碑は五輪塔を原型として変遷した塔婆で供養塔婆として鎌倉時代末期から戦国時代にかけて多く用いられました。
一.大永板碑(向って左側)
 大永五年(西暦1525年)閏十一月十七日に造立したもので浄土教の信者たちが百万遍念仏を修して村人の幸福と信者たちの長寿を祈った供養塔です
二.天文板碑(向って右側)
 天文十三年(西暦1544年)十一月一日に二十一人の仏教徒が造立した供養塔婆で墨書の碑文によると信者たちは『不二の法門を聴取して弥陀の浄刹に至らん』と願っています。
 この信仰は浄土真宗すなわちー向宗徒のものと考えられます。」

薩摩川内市教育委員会
案内板に従ってやって来ました

大永板碑

天文板碑