豊玉媛神社仁王像
2008.06.01
指宿市岩本
豊玉媛神社
「豊玉媛神社にまつられている神様は豊玉姫命です。今和泉郷社では中宮大明神と呼ばれ、デメジンサーと通称されていました。
神社の棟札には元禄八年(1695)のものがあり、島津家第二十代当主綱貴の無事と地元の繁栄を祈るために地元の人たちが「主君を敬い、民を愛し、災難が起こらないように」、「長生きして子孫に恵まれ、それぞれの願いが叶うように」という鳥居と仁王像を建てたと書かれています。また、今和泉家の領主の棟札も残っています。その他、境内には煙草神社があります。」
仁王像
「元禄八年(1695)地元の侍衆(12人)、氏子、浜衆(37人)、在衆(59人)が施主となって各々願う所が満足されるように奉献したのである。向って右側を開口型(阿型)、左側を閉口型(吽型)と体型容姿とも優れ県下でも稀に見る傑作の一つである。現在は市の文化財である。」