久保庵上の方柱板碑

2017.08.14

指宿市西方 久保




久保庵上の方柱板碑
「円相の中の妙の文字は法華経信仰をうかがわせる。
 銘文の大意は『津曲美濃守が松尾城で、津曲家の先祖の供養、子孫安泰のため法事を行ったこと』を刻銘している。このことは、当時薩摩、大隅では、地頭級以上の供養の成果を、板碑建立の形で留めていることがうかがわれる。
 この板碑は、タブの老木の根元にあるが、地域の人々の手によって、430年前のものとは思えないほど保存整備されており、『津曲殿』と呼ばれて崇敬の篤さを感じさせる。」
案内板に従って来ました

タブの大木の根元

方柱板碑