大乗寺跡

2013.09.22

日置市日吉町日置




大乗寺跡
「島津大中公(十五代貴久)の夫人雪窓の建立によるもので、開山は一岳等忍和尚である。
 文禄四年島津常久は初代歳久の冥福を祈るため、ここを日置島津家の菩提寺にしたが、明治初年の廃仏毀釈の難に遭い廃寺となつた。
 左右に仁王像を見て石段を上がると正面手前に初代歳久の墓があり、その左右や背後に歴代領主の墓が並んでいる。歳久の墓前にある石で刻んだ竜の手洗鉢は藤原久辰(赤山家祖)が元文二年(1737年)寄進したものである。のみ一本で作り上げたもので、そのできばえはすばらしい。その外、二、三の墓石に刻まれた紋様は彫りが深く曲線の流れが実にうつくしい。」

平成三年十一月
日吉町教育委員会
前回探して見つからず(日置市観光協会のHP地図は間違い)、今回も諦めて帰る途中に案内板が見えました

階段を上ったところ、日置南州窯の敷地内ギャラリー前庭

亀に乗っています

龍が彫られた燈籠

境内の社

仁王像が守っています

階段を上ると初代島津歳久公の墓

左手に龍の手水鉢

元文二丁巳(1737)

第八代島津久林の墓

龍の彫り物

第四代島津久慶の墓

第九代島津久甫の墓

龍の彫り物

久健公の奥方の墓

唐獅子

第十代島津久暢の墓