毘沙門天
2013.09.22
日置市日吉町日置 毘沙門
毘沙門天
「寿永文治年間伊集院に壱宇治城を築き権勢をふるっていた時の郡司・紀時清公(藤原氏支族)は城の守り本尊として本丸に毘沙門天、観音、春日明神薬師如来などを安置して、四方を守護していた。紀氏は伊集院氏に追い払われ、やがて戦国末期の天文十九年(1550年)に島津貴久が父日新公と共にこの城を攻め落とした。その時、貴久は毘沙門天を日置の五丁田へ遷座し、後現在地に移し祭られるようになったが、その年代は不明である。」
昭和六十年三月
日置市教育委員会
毘沙門天を訪ねました
奥には石造物
毘沙門天と刻んであります
大クス