笹嶺馬頭観音

2012.02.25

薩摩川内市樋脇町倉野




笹嶺馬頭観音 薩摩川内市指定文化財
「馬頭観音は、人の煩悩を食べ尽くして救済する観音ですが、江戸時代以降、牛馬の安全と増産や死んだ家畜の供養などの信仰の対象として、一般に広がリました。他の観音と違い、憤怒の表情で、馬を頭上にいただいているのが特徴です。
 この像は、三面八腎(顔が三面、手が八本)で彩色が施され、その精巧な彫刻技法は驚<べきものがあり、美術工芸的な観賞価値も認められます。手法から江戸時代のものとみられますが、作者は不明です。」

平成十八年九月
県道346号線に案内板が出ています

坂道を上ったところに祀ってあります

彩色が施された馬頭観音

側面

側面