玉渕寺跡仁王像
2013.07.27
薩摩川内市樋脇町塔之原
玉渕寺遺跡
「明宝山玉渕寺は、寛文三年(1663年)嶺宝和尚が開山し、入来浦之名から遷化した釈迦如来を本尊とし、島津代々の菩提寺として栄えた寺(禅宗)である。
明治初年の廃仏毀釈により破壊、除去されて廃寺となった。昭和六十二年寺下橋架橋工事の際、橋脚基礎工事の土中から破棄されていた仁王像の残欠や石塔の傘石など、更に墓地周辺の竹薮の中から首無しの仏像などが発見されたので、これらの遺物を収集し、玉渕寺遺跡としてここに安置したものである。
(昭和六十三年五月二十八日完成)」
樋脇町教育委員会
寺下橋の北側に案内板
階段を上り、左手に観音菩薩像他石造物群
仁王像の足の部分
仁王像の一部
逆修碑