黒板寺跡

2016.10.16

伊佐市菱刈前目




黒板寺(こくばんじ)跡及び歴代住職の墓 伊佐市指定文化財 史跡
「建久六年(1195年)源頼朝が父義朝の菩提寺を全国に建てた時の大隅国の一寺である。初め天台宗で開山は観禅法師、本堂の外十二の支坊があったが永禄の頃には衰えていた。
 永禄十年(1567年)島津氏が萎刈氏を攻めた時、陣僧として皇積があった盛良法師を中興開山主とした。
 これより吉祥山妙蓮院真言宗黒板寺となる。その後寺勢盛んであった。豊臣軍の陣宿狼藉や文禄の検地、火災に会ったが命脈を保ち明治二年の廃仏令で廃寺となった。」

昭和42年9月29日指定 伊佐市教育委員会
御伊勢神社横から山道を進むと

黒板寺跡

龍形灯籠

墓碑

石像