熊野神社の宝篋印塔
2015.08.22
肝属郡東串良町川東
肝付兼経夫妻の宝篋印塔
町指定文化財(史跡)
「宝篋印塔はもともと仏舎利及び宝篋印陀羅尼経を納める塔であったが、平安時代の末頃から供養碑等にこの形が用いられるようになりました。
この石塔は相輪の宝輪数その他の刻彫、形状等から鎌倉時代のものである。
更に笠石の蓮弁刻出は肝付氏をあらわしており相輪の文様、伏鉢の刻出は時代的に見て肝付氏二代兼経夫妻のものと言われる。
これは昭和52年に南九州古石塔研究会の黒田清光等によって発見考証された貴重な石塔であります。」
東串良町教育委員会
何度目かの熊野神社
案内板に従って宝篋印塔へ
入り口に仁王像
宝篋印塔