湯田稲荷神社仁王像2

2010.10.22

日置市東市来町 湯田




稲荷神社 由緒
「島津忠久公の母である丹後の局が、強い風雨の中で産気づかれた際、摂州住吉大社にある稲荷神社の神の使いであるキツネが、灯りをともして出産を助けた。その御心霊の加護により誕生された霊験を偲び、薩摩守護職に任用された祈、創建されたと伝えられる。一説には承久三年(1221年)と言われ、鹿児島最古の稲荷神社で、稲荷信仰の発祥の地である。
 代々島津家は当社を氏神として厚く尊崇された。なお誕生のみぎりの雨風は産後の不浄を流し、以来事に臨んで雨が降るのを『島津雨』と言って、吉兆と喜ぶことになった。
 旧社地は国道三号線沿いで、今も一本鳥居が残っている。現鎮座地には天和三年(1683年)九月遷座された。地元市来郷の郷社として広く崇敬され、三月三日の御田埴祭には、世襲の親牛・子牛の田圃劇で社頭は賑わう。
 平成二十六年十月由須原八幡神社を合祀して現在に至る。」
9年7ヶ月ぶりの訪問 一対の小さな仁王像が増えていました

以前の写真

阿形

吽形

延享五年辰(1748)