西光寺の田の神

2019.12.08

霧島市隼人町西光寺




古墓石及び田の神碑
「ここの古墓石は、以前は鳥越付近にあったものと思われるが、家畜市場の整備により、この位置に移したものと推測されます。年代は一基に元禄五年 (1692)の年号があることから他の墓石の年代もそれを前後した時代であろうと推測されます。
 江戸時代初めの古石塔の形式と墓制を知る上で貴書な文化財です。
 田の神碑 大正十四年二月二十四日
 五穀豊穣を願ってこの付近の村人が立てた田の神石碑。元はこの辺りも豊かな水田であったはずだが、宅地化が進んで田の神だけが残されてしまったようです。
石碑の台座に、後からセメントで、建立にかかわった人々の名前が記入されています。
 鳥越小組合
隈元助之進 隈元七次郎 隈元正七郎 井上盛行 景勝寺虎熊 景勝寺徳之助 景勝寺甚吉 遠山英雄 河原虎熊 河原進 迫田吉左衛門 迫田吉太郎 田原熊エ門 山下ミナ 林タネ 以上十五名
石工 岩下利助」

JAあいら畜産部
平成十一年七月吉日
霧島神社

境内の隅に田の神

文字塔

以前、下に見える家畜市場を探していましたが、ここに移設されていました

境内の石造物